Web2.0時代の著作権問題について考える

 「日本の「著作権団体」による“Act Against YouTube”は正しかったのか」

http://rblog-media.japan.cnet.com/0002/2006/10/act_against_you_dd2f.html?tag=c.co.newsm.

 「バンタン クリエイター向けSNS「つくレビ」でクリエイティブ・コモンズを採用」

 http://release.japan.cnet.com/release/abstract.html?release_id=13061

著作権関係?の記事で対照的な記を見つけたのでピックアップしました。

日本の著作権団体の抗議を受けてYOUR TUBEがアップロードされたファイルを大量にサーバーから削除したというのは先日ニュースになっていました。ある意味YOUR TUBEの存在自体が抱えていた問題を日本の著作権関係団体が直球で攻めてきたという感じだと思います。削除に至った経緯というのは想像するしかないのですがどうなんでしょうね。恫喝されて云々なんて上記の記事には書いてありましたがどうなんでしょう。どうであれ業界の巨人Googleに買収された事によりおのずと回答が出るんでしょうね。。というよりも今回の騒動って問題の根底が著作権の解釈なのか、別な事なのかという判断もあると思うのですが。。。。。もう多くの人が現状の法律が実情をカバーできていない事は認識していると思うのですが(得に著作権に関しては)立ち上げようとしているビジネスモデルが現状の法律にマッチしていない事を指摘するのではなくビジネスモデルに法律が合わせる時代なのかなと思いました。

バンダイの「つくレビ」はYOUR TUBEの騒動とは全く逆の話で「まあみんなどんどん使って頂戴」という世界みたいです。結構面白い展開になりそうですね。この手の展開って実はいろいろな人が昔からアイデアは持っていたと思うのですがこうやって大企業が実行する事によりうまくいきだしているのではないでしょうか。

ネットビジネス関係の話題は「dcablog」で随時アップしています。