陽気なギャングが地球を回す
監督:前田哲
出演:大沢たかお、鈴木京香、佐藤浩市、松田翔太、大倉孝二、加藤ローサ、古田新太、大杉漣、篠井英介、松尾スズキ、木下ほうか、光石研
日本版「オーシャンズ11」って感じですね。
原作は伊坂幸太郎のベストセラーでかなり読んだ人も多いでしょうね。ちょっと日本にはないテイストの映画をつくってやれって気負いがあります。前田哲って人がメガホンとっているみたいですが日本の有名監督について助監督としていろいろ勉強されているみたいですね。
配役に関しては賛否両論あるみたいですが筆者的にはこの組み合わせがベストだと思います。
最近の邦画もかなりバリエーションに富んできてあなどれない作品も増えてきている中でオリジナリティはないですが、針をふりきった演技を各自がしていますね。その点は評価できると思います。
特筆すべきなのは響野役(演説の達人)の佐藤浩市の演技ですね〜。彼の演技は原作を超えているかも。。彼のぶち切れた演技がこの映画の1/3くらいを担っているような気がします。というかこの人いろいろなドラマでいろいろな役やってますがはっきりいって巧すぎです。
かなりマンガちっくなCGや作り物っぽい車を使ったカーチェイスは賛否両論あるみたいですが、もうちょっと突き抜けた感あってもといかも。基本的にほぼ原作通りなのですが本編90分前後というのはちょっとつらい。2時間くらいあってもよかったと思います。