「半島を出よ」を読み終えました。

1か月くらいかかりましたが村上龍の「半島を出よ(上)(下)」を読み終えました。この人10年に一度くらい非常にその時の世相と内容が非常にマッチした大作を書きますね。この人の作品全部読んでいるわけではないのですがそんな感じがします。この手の雰囲気の作品は学生時代に読んだ「愛と幻想のファシズム」以来だと思います。北朝鮮の反乱軍が福岡を占領してしまうという奇想天外なストーリーを大雑把ではなく緻密な展開で物語ってますね。登場人物がやたら多いのが難ですが(1/3位はカットしても良いような。。気がしますが)面白かったですね。映像化してくれるとありがたいのですが、、(多分無理でしょが)

半島を出よ (上)

半島を出よ (下)