最近の読書日記

忙しい間を縫って読書にはげむ今日この頃。折原一の「沈黙者」を読了。どんでん返しつきのサスペンスというかミステリーです。予想ができそうな感じでできない結末。これは久々にやられた感がありました。最近の小説全般って読者に映像をというか「映画だったら、ドラマだったら」感をもたせる手法が多いのですがこの作品、全くその手法をとってません。というかそうしてしまうと色々まずくなるというか。。みたいな感じです。文体も読みやすいので楽でしたね。あと読んでいるが村上龍の「半島を出よ」を読書中です。彼の文体は本当に読みずらいのですが、題材のタイムリーさ、物語の面白さで引っ張ってくれますね。今回も読みやすくはないですが期待させます。
雑誌関係も最近あまり読んでいなかったのですが先日幻冬社から出ている「パピルス」という雑誌を興味半分で購入。サッカーの中田ヒデのインタビューがありまずそこを読んでみました。もうちょっと新しい切り口あってもよいような気が。。。掲載されている小説はそこそこ面白そう。時間を見つけて読んでみようかなと思っています。最近思うのですが本当に雑誌ってジャンル問わず増えたような気がします。気のせいでしょうか。。。
沈黙者 (文春文庫) 半島を出よ (上)